特集!

群馬大学長にインタビューしました

学長×在学生トーク

群馬大学長に在学生が聞きたいことをなんでも聞いてみた

群馬大学長 石崎 泰樹
群馬大学長
石崎 泰樹
プロフィール
1955年8月27日生まれ。仙台市出身。出身高校は仙台第一高校(卒業生は吉野作造や菅原文太、井上ひさしなど)。
東京大学医学部医学科卒。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了後、岡﨑国立共同研究機構生理学研究所特別協力研究員、日本学術振興会特別研究員、東京医科歯科大学歯学部助手、ユニバシティカレッジロンドン生物学部客員研究員、神戸大学医学部助教授などを経て、2001年に群馬大学医学部助教授、2004年に群馬大学大学院医学系研究科教授に就任。
好きな食べ物は蕎麦など多数(苦手なものは内臓系などごく僅か)。
先生、早速質問があるんですけど。フラれたことありますか?
石崎
もちろん、何度もあります。
つぶあん派ですか?こしあん派ですか?
石崎
つぶあん派です。
つぶあん派ですか。私はこしあん派なので(笑)
今日の私は群馬大学の学生代表として、石崎先生に普段聞けないようなことをどんどん聞いていきたいと思っているので、皆さん期待していてください。
石崎
お手柔らかにお願いします(笑)
はい(笑)

学長になるってどんな気分ですか?

早速今日一番聞きたかったことなのですが、学長になるのってうきうきしますか?どんな気分ですか?
石崎
うきうきはしないですね。やはり責任感の重さをひしひしと感じます。

なぜ学長になろうと思ったのですか?

なぜ学長になろうと思ったのですか?
石崎
群馬大学に着任してから、群馬大学のことをいい大学だと思ったので、さらにいい大学にしたいという思いから立候補しました。

若いころの自分にどんなアドバイスを送りたいですか?

若い頃の自分にアドバイスできるとしたらどんなアドバイスを送りたいですか?
石崎
もうちょっと失敗することを恐れずに色々トライしてきたほうがよかったと思います。

どんな学生生活を過ごしていましたか?

石崎
実は小学校の頃は落語家になりたいと思っていたのですよね。
落語家ですか!
石崎
学生時代は寄席にも行ったし、音楽会にもたくさん行ったし、映画もたくさん見ました。勉強だけではなく、いろいろなことを楽しみました。

経験してよかったと思うことは何ですか?

石崎
ロンドンでの3年間の留学は非常にいい経験になりました。日本にいる際にはわからなかった日本の良さや多様性を理解する、いいきっかけになりました。ロンドンに留学していた時は研究だけに時間を費やすことができました。当時は子供がまだ小さかったものですから、「おかあさんといっしょ」という番組で歌われていた「のんびりのびのび時間はたっぷり」という歌を歌いながら実験していましたね。

LGBTの学生に対してメッセージはありますか?

群馬大学にもLGBTの学生がいると思いますが、そのような学生に対してメッセージはありますか?
石崎
自分の気持ちに正直であってほしいと思います。昔だったら結構大変だったかもしれませんが、群馬大学はLGBTに対して理解しましょうという雰囲気ですので、暮らしやすいキャンパスなんじゃないかなと思います。
確かに話しやすい雰囲気があると感じますね。

研究者として心がけていることはありますか?

石崎
人のためになる研究がしたいと思うようになり、最近はそういう研究をしているつもりです。

対談を終えて

石崎
今日は北さんと久しぶりにお話することができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。北さんのような明るい学生さんがもっと群馬大学に増えてくれることを願っています。
先生が自身の研究に対して抱いている楽しさやワクワク感が感じられて、今までと結構イメージが変わりました!これを読んでくれた皆さんも石崎新学長を一緒に応援していただけたらと思います。

※このインタビュー記事は群馬大学公式Youtubeに投稿した「【学長×在学生トーク】群馬大学長に在学生が聞きたいことを何でも聞いてみた〜石崎学長ってどんな人!?」を文字起こししたものに一部修正を加えたものです。

このインタビューは群馬大学公式Youtube チャンネルでも公開しています!

群馬大学長に在学生が聞きたいことを何でも聞いてみた~石崎学長ってどんな人!?〜
パワフルなインタビューの様子を是非ご覧ください!

学長×在学生トーク
メイキングムービー

石崎泰樹学長からのメッセージ

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。群馬大学を代表して皆さんを心から歓迎いたします。また、ご家族や関係者の皆様におかれましても、さぞかしお喜びのことと存じます。心からお祝い申し上げます。

在学生の皆さん、昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、多くの授業でオンラインを活用して実施してきました。皆さんは慣れない学習方法への不安や友達と会えない状況での大学生活に戸惑いがあったかと思います。このような状況においても皆さんのご協力により、昨年度の授業を大きな支障がなく終えることができましたことを深く感謝いたします。

さて、新型コロナウイルス感染症については、ワクチン接種が始まり一部で明るい兆しもある中、いまだに収束が見通せない状況であり、引き続き、国民が一致団結して感染拡大防止の取り組みを粘り強く行う必要があります。

このような中で新年度の授業が開始されます。本来であれば、通常の対面による授業を行いたいところではありますが、新型コロナウイルス感染症の感染状況と社会情勢を考慮し、学生の皆さんや教職員の安全・安心を第一に考え、今年度においても対面授業とオンライン授業を効果的に併用した形態で開始することとしました。全ての授業を年度当初から対面授業に戻し正常化することはできませんが、学生の皆さんがキャンパスに通学して学ぶ機会や対面での交流機会の重要性を強く認識し、今後、学期の途中であっても柔軟に見直しを行い、状況が改善されれば対面授業の割合を拡大していく方針です。また、基礎疾患を有するなどやむを得ない事情により対面授業へ出席できない場合も学修が継続できるよう配慮を行っていくこととしています。

この方針の下、学生の皆さんが安心し、納得して学修できる機会・環境を確保するために、学生の皆さんが十分に納得できるような説明・情報提供を行うことや皆さんの要望や意見を取り入れながら工夫した授業の実施をするなどの対応を講じていくこととしています。

学生の皆さんは多様な授業形態で受講することになりますが、対面とオンラインそれぞれのメリットをフルに活用していただき、特にオンライン授業においては決して受け身になることなく、授業の中で積極的に発言されることなどを期待しています。

なお、オンライン授業等への要望や学生生活に不安がある場合などには遠慮なく、授業担当教員やチューター教員のみならず、学生センター、健康支援総合センターや各学部教務・学生支援担当係へ相談をしてください。教職員が一丸となって、学生の皆さんをサポートしていきます。

最後に、学生の皆さんにおいては、各ご家庭や寮生活等においても三つの密を避け、多人数での集まりによる感染につながる行動は厳に自粛する等、新しい生活様式の取り組みを徹底していただき、各自の努力により、感染拡大防止策をとっていただくようお願いいたします。

このコーナーの取材を担当した学生広報大使
理工学部・総合理工学科 4年北 みずきの写真
理工学部・総合理工学科 4年
北 みずき
過去記事の紹介
インタビュアーの北さんの取り組みは、「GU'DAY」2020年冬号に掲載された「輝く群大生」でも紹介されています。北さんの迸る熱い思いを是非ご覧ください!
GU’DAY一覧へ