イベントレポート

荒牧祭

第66回荒牧祭が2019年11月23日(土)、24日(日)、荒牧キャンパスにて開催されました。

1日目は、あいにくの雨となってしまいましたが、多くの来場者が訪れ、もつ煮やおでんといった温かい食べ物の模擬店は多くの人でにぎわっていました。ステージ上では様々なパフォーマンスが行われ、来場者を喜ばせており、パフォーマーの楽しそうな表情がとても印象的でした。とくに、野外ステージでは「医学部★ダンスサークル」による発表なども行われ、皆、笑顔があふれていました。室内では、「群馬大学アカペラサークルVoiceCream」による荒牧祭アカペラ喫茶が開店しており、歌っている表情がとても楽しそうであったのが印象的でした。

2日目は天気も晴れて、1日目と同様たくさんの来場者で賑わっており、第一体育館ではミスター&ミスコンも開催されました。

数ある出店の中で工夫を凝らしていたのは、英語専攻によるチーズドッグの模擬店です。チーズドッグの流行に乗っているだけではなく、チーズドッグの大きさを選べる上に、デザインにもこだわりが詰まっていました!

大講堂で行われた「JAZZ 研合同LIVE」では、スペシャルゲストも登場し、盛り上がりを見せていました。

2日間に渡って開催された荒牧祭は、参加者1人1人に楽しい思い出として刻まれたことでしょう。

[文:教育学部教育専攻2年 島田 咲羽]
※所属・学年は執筆当時のものです。

医学祭

2019年10月26日(土)、27日(日)の2日間、医学部と医学部附属病院がある昭和キャンパスで2年に一度の医学祭が開催されました。風が強く寒い2日間でしたがステージイベントが会場を盛り上げました。

ラッパーのSHOさんは、代表曲である「薬物はやめろ」などの曲を披露。ステージ後に、多くの学生がSHOさんの曲を口ずさんでおり、とても印象に残るステージとなりました。
また、前橋市出身で群馬大学医学部卒業、現役医師でありながらも芸人として活躍するしゅんしゅんクリニックPさんが、病院の「あるある」をもとにした芸を披露。テレビにも出演する人気芸人ということもあり、地域の方々はもちろん病院の患者さんもしゅんPさんの芸を一目見ようと集まりました。
そして、赤城団のステージでは、地域の方々、学生に加え、赤城団の熱狂的なファンも多く訪れ、各自が持参した盛り上げグッズとともに曲に合わせて踊ったり歌を口ずさんだりしながらステージを楽しんでいました。

メインの野外ステージでも、それぞれのサークルが日々の練習成果を披露しました。ソロ演奏をしたFore Bridge Orchestraの部員は「ステージに立ってからソロの演奏が終わるまでは緊張で頭が真っ白でした。無事終わって良かったです。」と話していました。

保健学科の建物では、写真部による写真の展示やジャズ研究会によるジャズ喫茶、ピアノ部によるピアノコンサートなどが行われました。
写真展では訪れた人たちを写真部員が撮影するサービスもあり、ステージで演奏を終えた部員たちが記念撮影をする場面もありました。
屋台では、陸上部がチョコバナナ、ボランティアサークルLEADSがワッフルを販売。
そのほか、留学生との交流サークルFORSはインドのフェアトレード商品を販売しており、売り上げは、全てインドに募金されるということでした。

その中でも、特に盛り上がりをみせたのはラグビー部のフライドポテトと、今回の医学祭で唯一、研究室からの出店である柴田研究室のタピオカドリンクでした。フライドポテトは特にお昼時に長蛇の列をみせ、一時は品切れになることも。定番の塩味やピリ辛味などラグビー部が試行錯誤を重ねたオリジナルのフライドポテトが売られていました。
また、柴田研究室は医学祭の何ヶ月も前からいろんな味を追求。タピオカドリンクには抹茶味などがあり、トッピングにホイップクリームをのせる人もいました。

このように、医学祭は大きな盛り上がりをみせ、大成功を収め、多くの人を楽しませることが出来た二日間となりました。

[文:医学部保健学科2年 筒井 美帆]
※所属・学年は執筆当時のものです。

群桐祭

2019年10月19日(土)、20日(日)に桐生キャンパスにて、「群桐祭(ぐんとうさい)」が開催されました。様々な模擬店や展示等が出展され、大人も子供も楽しめる企画が満載の2日間となりました。

ステージでは各団体によるパフォーマンスが行われました。今年初めて行われるカラオケ大会では、参加者たちがニンテンドースイッチやプレイステーションなどの豪華景品をかけて、自慢の美声で会場を盛り上げました。

各研究室やサークル、グローバルフロンティアリーダーコース(GFL)、生協学生委員会等は模擬店を出店し、タピオカドリンクやラーメン、ポタージュなどの様々な食事を提供し、特に雨天時の温かい食事は、きっと来場者の心を癒したことでしょう。

講義室や実験室では、子供たちに化学現象や物理現象、最新テクノロジー科学を身近に感じてもらうためのサイエンステクノ教室も開催されました。ここでは、学生が中心となり、プラスチック合成や3D写真撮影などを来場者が気軽に体験できるように工夫を凝らしていました。

さらに来場者は一人一票の投票権を持ち、良かった模擬店・サイエンステクノ教室に投票ができたり、スタンプラリーや帽子をかぶった群桐祭実行委員の人を見つけたりするイベントもあり、これらは来場者を飽きさせない、素敵な企画であったと思います。

来年の群桐祭はどのようなものになるのでしょうか。今から楽しみです!

[文:理工学部化学・生物化学科2年 聞 叡萌]
※所属・学年は執筆当時のものです。

オープンキャンパス「GU’DAY2019」

2019年7月6日(土)、8月16日(金)の2日間、荒牧キャンパスで群馬大学オープンキャンパス「GU’DAY(グッデイ)2019」が開催され、学生広報大使175人(延べ)が運営に参加しました。

「GU’DAY(グッデイ)2019」は好評を博し、7月6日は来場者624人だったものの、8月16日はその10倍近い、過去最多5618人が訪れました。
8月16日にフォーカスすると、広報大使は、最も早くて午前7時半から本学職員とともに前橋駅でバス乗車の案内を担ったほか、来場者を出迎える正面受付、構内誘導、各イベント会場などで運営に参加し、盛り上げてくれました。
中でも、来場した女子生徒の相談をカジュアルなかたちで受け付ける「女子カフェ」、在学生が大学生活のホンネを語る「群大LIFE」、大学オープンキャンパスの代名詞「キャンパスツアー」では広報大使がメインで運営を担いました。

7、8月ともオープンキャンパス閉幕後は広報大使から意見を募り、「スタンプラリー風の可愛いハンコを作ってもいいかも」、「広報大使専用のLINEアカウントや掲示板をつくり、いつでも匿名で質疑応答ができるようにする」といった学生目線の改善案も上がりました。

2020年はオリンピックが開催される注目の年ですので、本学のオープンキャンパスもパワーアップして来場者の皆様に楽しんでもらえるつくりにしたいと思っています。

群馬大学地域貢献事業こども体験教室「群馬ちびっこ大学」

夏休み期間中の2019年8月10日(土)~13日(火)、ヤマダ電機LABI1LIFE SELECT 高崎を会場に小・中学生などを対象とした「こども体験教室『群馬ちびっこ大学』」を開催しました。

この体験教室は、体験的学習を通じて、五感で学問の面白さや奥深さを肌で実感してもらい、将来の日本、さらには世界を担う人材の若い芽を育むことを目的として、自治体や報道機関等の後援等を得て行われる、群馬大学地域貢献事業です。この取り組みは平成17年度から毎年実施しており、今回で15回目です。

会場では、群馬大学以外にも、独立行政法人国立青少年教育振興機構国立赤城青少年交流の家、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構高崎量子応用研究所、群馬県のボランティア組織であるサイエンスインストラクターの会、県内企業である太陽誘電株式会社も参加し、前半(10・11日)17ブース、後半(12・13日)16ブースの体験教室が行われ、教職員と学生による指導のもと、小・中学生らは目を輝かせながら参加していました。群馬県内でも小・中学生を対象とした科学イベントは多いですが、「群大ドクターカー」や「プチ看護師になってみよう♥」、「車いすに乗ってみよう!」などのブースは群馬大学ならでは。ブースを回るクイズラリーも設け、正解数に応じ「金」や「銀」の卒業証書の授与を行いました。

期間中の入場者数は、延べ6,565人(1日平均1,641人)と、連日賑わいを見せ、各ブース担当者は対応にうれしい悲鳴をあげていました。
参加した子どもたちや保護者から「毎年参加している」、「是非また来年参加したい」という声が多く聞かれ、これからも群馬ちびっこ大学や各種の公開講座を通じて、大学として地域の活性化に貢献していければ幸いです。

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